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構想しもきた
〜下北半島の未来を考える〜
shimokita vision

提言~下北の未来~
【第2回】明治期の日本の金融制度の出発と青森県 (2回シリーズ)
第1回 日本の金融制度の始まりと青森県における国立銀行の設立 青森大学名誉教授末永洋一先生は、大学退官後、旧青森銀行のシンクタンク一般財団法人青森地域社会研究所の最高顧問として多くの実績を残しました。その一つに同研究所が2019年に刊行した「れじおん叢書第11集」に「明治前期から昭和前期における青森県金融・経済史 ~青森銀行の歩みからみた~」があります。この研究成果は、明治維新以降、青森県が近代化と資本主義経済への道を歩み始めていく過程で、青森の金融体制がどのように整備され役割を果たしていったのか、丹念に追跡しまとめた秀逸な無二の資料です。300ページを超す大著ですのでここですべてを紹介することは省きますが、その中でも青森県における金融体制が整う明治初期から中期頃までの時代に焦点をあて2回シリーズで紹介します。具体的には、日本の金融制度の確立と照らし合わせながら、青森県における第五十九国立銀行の設立、そして民間の第五十九銀行へ発展するまでの軌跡を追います。 第1回は、日本の金融制度の整備と青森県における国立銀行設立へのうごきまでに焦点をあ
【第1回】 提言 ~ 下北の未来 ~
明治維新から150年余、この間、日本が近代国家として発展し経済大国に成長する 過程において、下北半島は北辺の地にありながら政府や中央経済界からその豊富な地 域資源と潜在力が注目され、幾多の国家的事業が計画され展開されてきました。しか し国際環境の変化とそれに伴う国の政策転換によって事業は変更を余儀なくされ、あ るものは中止や頓挫に追い込まれ、国策による産業振興によって豊かになろうとした 下北地域の期待に十分応えることはできませんでした。下北地域の歴史は、国策とと もに盛衰を繰り返してきたと言えます。 ※この150年間の地域の変遷については「下北半島 過去から未来への飛翔 ~地域開発150年の軌跡 ~(2024年10月発行)」を参照ください。 そして今、下北半島は未来に向けて科学技術創造圏の形成をめざし、あらたな国家 的事業に取り組んでいます。その代表的なものが日本のエネルギー安全保障を支える べき原子力産業の集積であり、核融合(フュージョンエネルギー)戦略拠点形成と言 えます。 国策に背かれ苦難の歴史を背負ってきた下北半島が、歴史を繰り返すこ
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