【第1回】東通村の灯台ワールドサミットに思う
- 構想しもきた

- 6月12日
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更新日:2 日前
7月11日(土)と12日(日)の二日間にわたり「灯台ワールドサミットin東通」が東通
村とむつ市を舞台に開かれます。東北初の灯台として明治9年に点灯した尻屋埼灯台は150
年を迎え、1998年には日本の灯台50選に選ばれています。このサミットは、灯台を観光資
源として活用することを目的に2018年に結成された「灯台活用推進市町村全国協議会」が
主催するもので、今回で6回目になります。※協議会には志摩市(三重県)、銚子市(千葉県)、御前崎市(静岡市)、出雲市(島根県)、男鹿市(秋田県)、東通村が加盟
全国には3,199基の灯台があり(海上保安庁調べ2024年時点)、うち沿岸灯台(岬の先
端や高い陸地に立てられた灯台)900基のほか防波堤灯台2,000基以上あります。青森県内
には沿岸灯台が、(八戸市)、尻屋埼(東通村)、大間埼(大間町)、龍飛埼(今別村)
があり、いずれも日本の灯台50選に選ばれています。尻屋埼灯台は明治時代に点灯した23
基の灯台の一つで、2022年には歴史的価値が高いとして国の重要文化財に指定されました
。また太平洋戦争中、灯台は米軍機の攻撃目標とされ全国の3割の灯台が破壊されました
。尻屋埼灯台も攻撃され灯台守1名がなくなる悲劇がありました。
現在、船はレーダーやGPSで航行され灯台の役割は小さくなり、最近では文化遺産や観
光資源としての役割が大きくなりました。しかし機器が故障した時の航路標識としての役
割は以前として残っていて海上交通にはなくてはならないものです。国内の灯台は2006年
を最後にすべて無人化されています。 日本で一番高い灯台(灯塔)は出雲(島根県)の
43.65メートル(尻屋埼33メートル)で、光達距離(光の届く距離)が一番遠いのは岬灯
台(高知県)の49キロメートル(尻屋埼34キロメートル)です。
11月1日は灯台記念日です。日本初の洋式灯台が観音埼(神奈川県横須賀市)で1868年
(明治2年)11月1日に起工され、その記念として制定されました。この記念日に合わせて
毎年、灯台が一般公開され、青森では11月3日に尻屋埼灯台で、また11月1日から9日まで
青函連絡船メモリアルショップ八甲田で灯台パネル展示会が行われる予定です。
レーダーやGPSによる航行になった今も、暗い海を行く船にとって灯台の明かりがいざ
の時の大切な標識になるように、不透明感が増す現代、下北地域には将来の道しるべとし
ての灯台のような光明が求められているのではないでしょうか。
参考:公益社団法人燈光会、海上保安庁


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